代表者ごあいさつ

ごあいさつ

HPのご訪問ありがとうございます。
みやもと産業医事務所(法人名:BHB株式会社)代表の宮本悠希と申します。

私の経歴は医師としてはやや珍しいものに感じられるかと思います。
医師としての臨床診療の後、大手の製薬企業・医療機器企業において産業医としてではなく、一般の従業員としてまたラインマネージャーとして、主にメディカルアフェアーズ部門というところで計7年半ほど勤めてきました。
マーケティング部門に非常に近く、担当製品のブランド戦略の立案と実行、アドバイザリーボードなどの企画運営、学会発表や論文作成等の学術活動、開発・薬事・安全性・マーケットアクセス部門など社内コミュニケーションのハブとして医学専門家の立場からリードし、また外部専門家、特にオピニオンリーダーとも呼称される学会重鎮等との関係性維持向上を務める部門です

業務内容から必然的に関与者の多いコンフリクトを解決する必要があり、ファシリテーション力・説得力・提案力に強みがあります。
これらは産業医業務を行う上でも直接的に役に立っています。

医師数は全国で約30万人、そのうちの約1/3が産業医資格を持ち、さらにその約1/3が産業医としての実務に従事しているそうですが、ほとんどは主として開業医や勤務医として勤務する傍ら産業医としても活動していると思われます。

一般的な臨床医は診断と治療が最重要で、患者を助けることの優先順位が最も高いです。
また、医療現場ではすべての判断は医師が下し他のスタッフに指示するものであり、その構造は一般的な企業・団体とは大きく異なります。
これらは産業医のあるべき立ち位置とは異なるものです。もちろんそれをよく理解している臨床医兼産業医の先生も多くいらっしゃるとは思います。

産業医は、従業員と会社との間の中立的な立場から対応し、助言をします。
その際、法的観点も熟慮する必要がありますし、企業規模や状況に応じて(最善ではないかもしれないが)最適解に近い提案をする必要があります。
根本解決が難しい問題に直面することも多いですが、少しでも改善する方法がないか模索し、短期目線と中長期目線の双方から実現持続可能な形を作る必要があります。
医学・産業保健の専門知識や法令・判例等の知識は前提として、産業保健活動はコンフリクト解決であり、認識の乖離の最小化であり、リスク回避のためのルール整備だと考えていますが、これらは上述の通り私の得意分野であります。

弊社としては、弊社とも協力体制を構築頂ける企業、議論ができる企業、特定の誰かだけが負担を被る状況を作らないよう尽力いただける企業に貢献していきたいと考えております。

代表者略歴


2007年3月 千葉大学医学部医学科卒業
2007-2012 都内の複数の総合病院勤務
主に糖尿病・生活習慣病などの診療を担当
2012-2019 大手製薬・医療機器企業勤務
メディカルアフェアーズ部門などで勤務
学術活動、社内外のハブ、企画運営など
2019年10月- BHB株式会社 代表取締役
常時、嘱託産業医として活動している

資格・所属

資格
医師免許(平成19年4月-)
日本内科学会認定内科医(平成22年10月-)
日本医師会認定産業医 (平成31年3月取得-)
産業保健法学会メンタル法務主任者 (令和7年1月-)
健康経営アドバイザー(令和元年-)

所属
日本産業衛生学会
日本産業保健法学会
日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会

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